というわけで。
個人的ネタバレ禁止期間を越えましたので、さくさく語りたいと思います♪
ネタバレしないで語るっていうのはかなり難しいと実感。
フィアナが、ノエルが、リュシータが! フィオーラが!(バーンは?)
でもネタバレすると結構致命的なので、一応追記形式で隠してみたり。
第一印象は何だかゴシックな香りのする作品だな…と。
思っていたら、説明書に「ゴシックアドベンチャーノベル」としっかり書かれておりました。げふん。
けれど、クリアした後から考えると、ゴシックというほどでもないと思います。
内容はそれほどではないのですよ。
恐らく、イラストがそれっぽい雰囲気が醸し出しているのではないかと。
しかし、それが不釣合いというわけではなく、世界観にもストーリーにも合っています。
上手く言えませんが、要するにゴシックが苦手な人でも問題はないということ。
アドベンチャーノベルというように、この作品は会話部分がアドベンチャーゲーム形式で、
文章部分がノベル形式という、ちょっと他では見ない形でした。
画面の中の文字の占める割合がさくさく変わるので、違和感があるかなーと思ったのですが、
意外としっくりくるものですね。
新しい形式としてこういうのもありかもしれません。
ノベルゲームは文章が画面全体に表示されるために、綺麗な画像にフィルタがかかっていたり
文字が被っていたりしますし。
かと言って、ノベルゲームもアドベンチャーゲーム形式にすると、膨大なクリック量になりますし。
その二つを両立させ、且つ問題をなくしたよい方法ではないかと。
まあ、ノベルゲームの場合、右クリックなどでフィルタがはずれてくれるものがほとんどなので、
それで見ればいいと言われればそれまでですが……。
やっぱり、プレイしながら見たいじゃないですか、ね?
ストーリーは前回も書きましたが「騎士と姫の恋物語」
身も心も清く美しい聖女「フィアナ」と、フィアナを嫌う無表情&無愛想な騎士「ノエル」
侍女の「リュシータ」、侍従長「バーン」、そして、双子の妹「フィオーラ」
最初は本当にフィオナとノエルの仲が悪くて(というよりノエルがフィアナを嫌っていて)。
寄るな来るな帰れ嫌いだ、という感じで……。
行く先がないんだから、そこまで追い払おうとしなくてもいいじゃないの!
と、怒らないフィアナの代わりに、庶民として反抗してみたり。
バーンがノエルをなだめてくれたときは、年の貫禄をしみじみと感じたものです。
しかし城の人たちの話を聞くにつれ、徐々に生まれる違和感。
つじつまの合わない話。
そして確信、同時に崩れる信頼。
決定的なのは、薔薇のイベントでした。
あのイベントのスチルは個人的NO.1なスチルでもあるのですが、ストーリーの重要な位置を占めるものでもあるかと。
フィアナに対して、敵対的な態度を取っていたノエルと、親愛を示していたフィオーラの位置づけが完全に逆転しました。
ノエル株急上昇。フィオーラも別の意味で急上昇。
乙女な心が、薔薇イベントではときめきます。
むしろ、乙女ストーリーの基本がここにあり!
乙女心なんて完全に腐っていると思っていたのに、こんなところに残っていたとは!
しかし、フィオーラも白百合と紅薔薇という真逆なものじゃなくて、せめて薔薇とダリアくらいにすればよかったのにね。
惚れキャラとしてノエルが最高ですが、強烈さはフィオーラ最強。
誰よりも清く美しい姉を想い、少しでも近付こうと死に物狂いで努力を積み、常に姉を想い、
会える日を夢見て。
そこまでしたのにノエルにフィアナを取られてしまい、取り返せないから、殺して自分の物にしようとする。
やってることは恐ろしいですが、心は何とも健気だ……(涙)。
大部分は同調することはできませんが、同情はしてしまいます。
特に、回想のシーン。
ここまで慕った姉に、「ノエルが来なければフィオーラと共に行きます」なんて言われれば、
プッチン切れもしましょう。
「ノエルが来なければ、代わりにフィオーラを連れて行く。でも、ノエルが来たらフィオーラは置いていく」と言われているのですから。
正直、このシーンだけはフィアナより、断然フィオーラ派です。
他のときめきシーンとしては、やっぱりラストでしょうか。
颯爽と現れたノエルが、ノエルが!(//△//)
来るとは思っていたし、王道なのですけど、それでも心揺れてしまう。
王子様ですよ、姫を助けにくる王子ですよ。
誰もが一度は夢見て、年と共に忘れた原点ですよ。
年齢制限ものとか、ネオロマとかで腐っていた心が洗われました。
一歩間違うと、やはりこれも某所にありましたが「姉妹の愛憎物語」になってしまうのですが、個人的には恋物語の勝利です。
久々にキャラに惚れた作品でした。オススメ☆
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